ウチナー人の沖縄移住備忘録

20代で沖縄を出て50代で妻と子供を連れてUターンするうちなーんちゅの備忘録です。

沖縄引越しの動機

二人とも沖縄出身なので、沖縄の引越しは、結婚当初から二人で希望していた。
今年に入って、妻がどうしても夏には沖縄に引っ越したいといってきた。2022年2月頃だと思う。直前の年末年始に沖縄に帰省していたときに、彼女の両親が元気なうちに早く沖縄に戻ってきた方がいいんじゃないと私が提案したときには、「子供の教育があるから急がなくていい。まだ横浜が良い」と彼女が言った、たった1、2ヶ月あとだったので、正直驚いた。
彼女の決意は硬かった。私としては沖縄への引越しは良いけど9月とかお尻を決めて動くのはダメだと伝えた。最初に住む物件を探してからじゃないと、決められないと伝えた。見つけられなかったら9月は無理だよと。妻は、見つからなくてもとりあえず引っ越しして、妻の実家に最初は住めば良いと主張した。その間荷物はコンテナにに保管して沖縄県内のどこかに置いてその間に物件を探せば良いと。そんな妻の発言に、彼女の9月に絶対帰るという意思が伝わってきた反面、強引すぎるとは思った。ほんの2ヶ月前に、教育のために横浜にいた方が良いと言っていたのにと思った。今でも思うけど。
一方で、私も沖縄に帰りたいと考え続けて、とうとう人生の半分以上を沖縄の外で生活している。これくらいの強引な力がないとなかなか決断できないだろうというのもある。そういう意味では、妻に感謝している。本当は、私の両親が健在の時にやりたかった。だからこそ、妻の両親が健康な時に引っ越せばと提案したのだけど。
9月引越しは急なので、私は子供の気持ち、特に小学校に入学したての息子たちの気持ちがとても気になった。せめて1年生が終わってからとか、年内だとしたらせめて運動会や学芸会のイベントが終わってからがよいんじゃないかと妻に提案した。妻がそれを受け入れてくれて、9月の引越しは運動会の後にすることで彼女も納得してくれた。