ウチナー人の沖縄移住備忘録

20代で沖縄を出て50代で妻と子供を連れてUターンするうちなーんちゅの備忘録です。

今回の物件は探しはじめて1時間で決めた(その1)

マンション購入も選択肢に入れていたけど、とりあえずは、沖縄移住を目的としているので賃貸をメインで探していた。といっても、ほとんど何もしていなかった。もともと9月に沖縄に帰るのを熱望していた妻にお願いしていた。夏休みの沖縄帰省中、2件ほど物件を見てだいたいの感触はわかっていた。妻には、必要なら、沖縄に飛んで物件をみてきてよいよと伝えていたが、特に行くことはなかった。
 
10月になった。妻の父親が手術入院するということで、妻が一度お見舞いに行くことになった。ついでに1週間くらいのこって、物件を探したらと伝えたが、その必要はないと彼女は言い、結局一泊二日で弾丸帰省していた。その間に1件内見していた。二人で夏休みに見た物件の一つくらいのサイズで、値段も小学校までの距離も悪くないので、決めたいということだった。彼女は横浜に日曜日に帰ってきて、翌月曜日には私に沖縄に飛んで物件を見てきて欲しいと。なんなら、見なくて良いから契約して欲しいと。相当な勢いだった。
 
たしかに、年内に引っ越すとして良い物件を見つけるのは難しい。沖縄に住んでいれば別だけど、横浜なので地理的に不利。不動産会社の人は「中を見ないでも決める人は多いです」といっていたと妻が言ってくる。プレッシャーを感じた。月曜日は仕事の関係で難しかったので、火曜日に飛ぶことにした。
 
金額も間取りも妻からもらった資料を見ると悪くはないとおもった。今より多少狭くても、短期なら良いかもしれない。飛行機にのるころには、99%契約するつもりだった。多少狭くても、我慢すれば良いと思った。
 
不動産会社の人と物件の前で待ち合わせした。外から見た感じでは、悪くない。小学校までの道のりが少し遠いのと、道が狭くて車も通るので通学路の安全が気になった。あと国道58号線から近すぎるのは気になったが、これらはすべて妥協の範囲内なのかなと、見るまでは思った。玄関のドアも背が高く、悪くなかったが、部屋に入ったとたんにダメだとおもった。狭すぎた。
 
先日の妻の雰囲気から、これを契約しないとどうなるんだろうと、とても不安になる。この部屋で家族五人でどこになるのかなと想像をしたら、無理だと思った。ネガティブな事だけをいっても仕方がないので、プラスを探した。トイレとバスルームが建物の壁側で窓があったので、明るくてとてもよかった。それは本当にプラスだった。総合的にはマイナスすぎた。
 
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悩んだ挙句、今日は決めることができないことを不動産会社に伝える。彼らと別れた後に、妻に電話をした。「そういうと思った」と言われた。申し訳ないと思ったが、簡単に決められない。申し訳ない。

 

 

羽田便までまだ数時間あるので、戻る前に1件か2件、物件をみようと思った。とりあえず近くのマクドナルドにいって、軽食をとりながらネットで調べることにした。沖縄にいる残り数時間の戦略をねる。直接不動産会社にいって探してもらうとか、知り合いの不動産会社社長にあってコンサル料を払ってアドバイスをいただくとか本気で考えたが、それをせずに入居を考えているエリアの不動産会社を探し、個々の不動産会社のサイトで賃貸情報を探し、良い物件があれば直接電話して内見まで取り付ける作戦にした。地域の隠れた情報があるかもしれない、と思った。

 

ネットで見つけた3件目の不動産会社で良いの物件を見つけた。電話をした。目当ての物件は先日取られたけど、もう1件まだ広告を出していないかなり良い物件があるのでみた方が良いと言われた。電話を切った15分後には内見をして、その20分後には決めていた。私の今日の状況を知った不動産会社の担当者は、「これも出会いですよ」と言っていた。